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OB父親保育2019

 
昨日の続きになりますが、
楽しいOB父親保育が無事に終わりました。
 
OB父親保育を見学に来る保育園の先生方が
多数いらっしゃったことは驚きと喜びと緊張?!という感じでしたが、
何より驚いたのは、福岡から保育園の先生ではなく、「保護者」が見学に来ていたことです。
 
この行事が今、私たちの街だけでなく、東京だけでなく、
九州にまでも知れ渡り、そしてその地域の人々が
私たちの街に、保育園に見学に来てくださる。。。
 
しかも、保護者も、、、。
 
なんともやはりこの保育園、そしてこの取り組みは凄いものが
あるように感じます。
 
そしてまた、嬉しいのは「先生」と違って、
同じ「保護者」なので自然と仲良くなりやすいというか、
お互いに垣根がないような感じがしました。
 
ということで、見学してもらうより、一緒に一日保育をしてもらった方が、
きっと体験事持ち帰れるので、良いのでは?!ということで混ざってもらいました。
 
それはそれは楽しい時間になるとともに、
地域を超えて保護者同士のきずなが生まれたのはなんと豊かな一日でした。
 
また、振り返りでは、OBだけの行事にせず、卒園していく年長児のお父さんたちも
来年からは誘い、自然と卒園後にはOB父親保育に参画でき、関係性が生まれ、
地域が永続的に活性化されるような流れにしていこうということにもなり、
ますます取り組みに意味が深まっていっているように思います。
 

 
ミマモリスト 眞田 海

先日保育園で行われたOB父親保育。
 
「地域で地域の子どもを見守る」
 
ことを目的に第一回目が開催されました。
 
普段の父親保育の場合、
初めての行事参加者が多いことや
そもそもの目的が「園の保育を知ってもらう」ということもあり、
保育計画をお父さんたちで立てたり、一日の流れを事前に理解して
初めての人でもある程度は安心して当日を迎えられるようになっていますが、
 
今回のOB父親保育は初開催ということもあり
日案は立てず、子どもたちに聴きながら進めるという流れを体験しました。
 
12月ということもあり、2歳児クラスでも普段の生活の流れをしっかりと
子どもたちが理解していて、、、
 
本当に驚いたのですが、朝から終わりまで、、、
 
朝は何をするか、
何をして遊びたいか、
着替えは、排泄は、おむつは、
お片付けは、、、
全部を子どもたちが教えてくれました。
 
ある意味では、先に勉強したり、計画を立てたり、
一日の流れを決めてしまうと、子どもたちには聴かずに
決めたプラン通りにやってしまい、子どもたちを動かしていたかもしれません。
 
子どもから聴き、子どもから学ぶという体験を通して
2歳の子どもたちがここまで自立しているとは!!と
 
やってあげる保育ではなく見守るということの大切さを感じました。
 
お父さんたちからも、設定保育ではない今回の保育では
 
「子どもとの距離感が難しい、見守るためには見守るという覚悟がいる!」
 
という声も上がるなど、様々な気づきは
今まで幾度となく父親保育を体験してきたお父さんたちならでは。
 
こういった体験を、毎年一回、同窓会のように行うことが出来ると思うと
本当に有難い取り組みだと感じます。
 

ミマモリスト
眞田 海

父親保育を終えて、
改めてお父さんたちや見学者の方々の声を振り返ってみると
様々な面白い声がありました。
「ただの保育体験をするのではなく、保育園そのものを体験できるから
 保育のことだけじゃなく、保育園のすごさが良くわかるよね、これ」
「卒園した親が「〇〇〇(保育園名)ロス」になるっていう理由が
なんかわかるよ」
「ただただ、この行事は純粋に楽しい!!これに尽きるよ!!」
「朝の受け入れで0歳児を見知らぬお父さん(おじさん)が抱っこしても
 泣かないことが信じられない」
「ふつうはもっと禁止や抑制、怒ったりという怒声が聞こえると思ったのに、
 全然、そんな声が聞こえない。カンペなしでもお父さんたちの声掛けがすごい」
「こんな旦那さんを私も見つけたいな!がんばろー!おー!」
「こんな穏やかな雰囲気になれることが信じられない」
などなど、
様々な声がありました。
この父親保育は周りからみても驚きの多い行事なのかもしれませんが、
すごいのはお父さんだけでなく、むしろ子どもたちのほうなのかもしれません。
毎年の父親保育や日頃のチーム保育、異年齢の中で
多種多様な人々との関わりを経験してきているからこその
この日であることを感じます。
また同時に、それが文化となり蓄積され、
年々と磨かれて行っているようにすら感じます。
この行事の成功のカギには、
やはり日頃の保育の積み重ねにあるように感じます。

ミマモリスト
眞田 海

今日開催された「父親保育」には、
全国からたくさんの見学者の方々が来られました。
また、参加したお父さん方へのアンケートを作成し、
集計をしてみると、参加者が何を求めてこの行事に参加しているのかが見えてきます。
それは「絆」のように思います。
初めて参加した皆さんがそれぞれに口に出すことといえば、
「町を歩いていると自分が知らないお父さんやお母さん、
お友達が、自分の子どもに挨拶をしてくれる、声をかけてくれる。
それがとてもうれしい。」
「今日の父親保育で、自分自身もようやくほかの子や
お父さんたちに声をかけられる」
そんな声がたくさん聞こえてきます。
子どもたち、お母さんたちが築いてくれる「絆」も大事ですが、
自分自身を含めて、家族みんなで築く「絆」はもっと大切です。
父親保育を通じて、久しぶりにお母さんは休みの日に
ゆっくりと過ごす時間を手に入れられます。
そして子どもたちは自分のお父さんが保育園で
「保育」をしているということを誇りに思ったり自慢に思ったりします。
お父さんたちは、子どもたちと、お父さんたちと、先生たちと、
掛け替えのない「絆」をこの日、手に入れます。
それが、毎日の送り迎えや通勤、スーパーでの買い物、
休日の公園などの日常に彩を加えます。
このシンプルな行事が地域に生み出す作用は大きい。
そう感じます。
地域を巻き込んで子どもたちを見守っていきたい。
そう考える園長先生方が見学に来られるのも
頷ける話のように感じます。
園長先生からも、「安心してお父さんたちに園を任せることができます」
と言葉をいただきましたが、
そうやって信じ、見守られているという実感がまた、
「絆」を深めていくように感じます。
「自分以外の子どもたちを見守る実践」という機会を
頂けていることがどれほどに有難いことか実感する一日となりましたが、
改めてこの体験を人生に、仕事に活かしてお役になっていければと思います。

ミマモリスト
眞田 海

こんにちは、眞田です。
気が付くと、もう少しで梅雨明け。
今度は燦々と輝く太陽の季節ですね。
今だからこその涼しさや、これから味わえる
常夏な空気、どちらも楽しんでいきたいですね。
丁度一か月前、保育園の父親保育に参加しましたが、
あれから一か月、色々と変わったことがありました。
それは、別の年齢のお父さん、お母さんとの交流が増えたという事でした。
今までは、街ですれ違っても子どもたちが
「今、すれ違ったの○○ちゃんだよ」
というくらいで、中々親同士は話しかけたりも難しかったり、
会釈ぐらいで終わってしまったり、、、という位でした。
むしろ、途中入園の自分からすると、ちょっとこの土地では「よそ者」
と自分自身で決めつけてしまったり、寂しさすら感じてしまっていました。
今では街やスーパーですれちがうときも、「お!○○さん!こんにちはー!」
と自然と声をかけたりと、、、子ども達と街を歩くことが楽しくなりました。
また、家族同士のつながりも増え、一緒に食事をしたり遊んだりという事も増えました。
たった一か月ですが子ども達を中心に
繋がりが広がり始め、深まり始めていることを感じます。
この土地での暮らしが豊かになっていくのも、
子ども達や保育園のお蔭なのだと改めて感じます。
保育園はただ、子ども達を保育してくれるだけではなく、
そこに関わるお父さんやお母さんたちの暮らしも豊かにしてくれる。
こんなに有難いことはない。
本当に素敵な仕事だと改めて感じています。
ミマモリスト
眞田 海

父親保育に参加してみて思うのは、
保育園と、そして先生と同じものを目指す
という体験をさせて頂いたと感じることでした。
ただ、保育の一部を体験させてもらったり、先生がやるのを手伝うのでは、
お父さん達は「先生」を見て保育をしてしまいます。
しかし、お父さんが丸ごと保育をするという環境を頂くと、
お父さん達は、「子ども」を見て保育をすることが出来ます。
そして、先生方から見守られる体験を通して、
お父さん達も保育を楽しめていることを実感するのだと思います。
同じものを見るからこそ、一緒に語り合ったり、
助け合ったり、楽しみ合ったりできるのだと思います。
日々の送り迎え、園便り、行事、様々な関わりの中で、
都度都度に理念を説いて頂いていましたが、
今回の父親保育で、「共視」という体験を改めて実感させて頂きました。
そして、これからの園生活の中で、
自分のクラスの子ども達だけではなく、
自分が父親保育を体験して触れ合った子ども達の事は
もはや他人事ではなく付き合っていけることに喜びを感じます。
こうやって、保育の楽しさ、
子どもの育ちに触れることの楽しさを
実感しつつ、大人も子どもも幸せになれる
体験は、本当に素敵だなと感じます。
また来年は、2回目という事もあり、
色々と挑戦をしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海