こんにちは。宮前です。
前回のクルー日記「立志の時間1」の続きです。
周りの友人が、次々にやりたいことを見つける中、
「私にも何かあるはず」
「私にももっとやれるはず」
などと思い、色々と探してみるものの、ピンとくるものは何も見つけられず・・・。
そんな、内心苦悩の日々が続く中で「ナナちゃんは、大手企業で働いて彼氏もいて、仕事も恋愛も順調で幸せだね~。」
・・・なんて友人に言われ、なんともいえぬ違和感が。
それは、いくら周りに「幸せ」と言われても、自分が幸せと感じていないと、なんだか虚しくなるようなもので、「幸せはいつも 自分の心が決める」という言葉を実感するかのようでした。(ちょっと意味は違うかもしれませんが・・・)
また、その頃親に、転職の相談をしてみても「奈々子に何ができるのよ?」と言われ、反発しつつも「確かに・・・」と、自分自身も思ったり。
結局、自信もないままに、
「辞めた方がいいかも」
「今のままの方が安心かも」
・・・を繰り返す日々が、何年か続き、
ついに耐えきれず、当時働いていた部署の課長を呼び出して、思い切って「辞めます!」と。
しかし、その時ひきとめてくれた課長の寂しそうな顔を見て考え直し、「やっぱり辞めるのやめます」と、自分の気持ちも行ったり来たり。^^;
その後、今から11年前に新潟で起きた、中越地震の際に、会社の「ボランティア休暇」をつかって、被災地にひとり向かったのですが、今思えばそこに、自分の志に触れる出会いや体験があったのです。
(続く・・・)
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子