今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2017/01/13

「立志の時間7」

こんにちは。宮前です。

 

新年が始まりましたね。今年もどうぞよろしくお願いします。^^

 

そして、年をまたいでおりますが・・・前回の「立志の時間6」に続きたいと思います。

 

沖縄での経験も含め、十分に無職期間をやりきったので、いよいよ転職活動を開始することに。

 

自分の労働や今までの経験が、何か社会貢献、環境貢献に繋がれば・・・という思いで就職活動をし、約1年の無職期間を経て、新たに勤めたのは・・・

 

ネパールやカンボジアなどの発展途上国に学校を建てたりしている会社。

 

経理職としていざ勤めてみたものの、入札して案件が決まるスタイルなので、入札がとれなければあまり仕事もなく、勤務時間中に、簿記の資格の勉強ができるくらい、驚くほどヒマな日が続きました。^^;

 

プライベートが充実していれば、仕事はそんなかんじでもいいかな・・・とも思い、旅行に行ったり、習い事をしたり、環境系のボランティアをしたりと、色々と楽しんではいたものの、人生の大半の時間を占める仕事にやりがいが持てないのは、勿体ないことでもあり、どこか物足りなさもありました。

 

そして、経理という仕事柄、色々と内部も見え、そんな中で気になるグレーゾーンに対して、

 

「なんで、こんなことになっているんですか?」
「これおかしくないですか?」などと

 

社長に質問してみると、

 

「宮前さんにも、そろそろ大人になってもらわないと」などと言われ・・・違和感と共に、なんだか悲しい気持ちに。

 

当時の私は、どちらかというと、世の中のことをあまり分かっていないところも多く、潔癖な要素も強かったのかもしれませんが、それでもやっぱり、そんな違和感を抱えながら働くこと、まっすくではいられない働き方には、

 

子どもに対しても、どこか後ろめたさもあり、何より自分自身へ嘘をついているようで、耐えられないものがありました。

 

そんなわけで、せっかく勤めた会社も、1年8カ月で退職することに・・・。

 

30歳での2度目の転職ということで、年齢的にもどこか追い込まれたものがありましたが、

 

今、振り返ってみると・・・この転職活動が、今のカグヤにも繋がり、まさに「天職活動」となったような気もします。

 

ついつい年のせいにしてしまうことは多いものですが、よほどのことでないかぎり、遅いなんてことはない気がします。

 

周りとの比較など、相対的な年齢の見方で「もう年だから・・・」とあきらめるのではなく、むしろこの先どんどん年をとることを考えれば「今が一番若い!」と、自分の人生という絶対的なところの見方で、

 

いくつになっても、自分の本心が求めているものを追っていくこと、守っていくことを大事にし、自分の人生をあきらめずにいたいものです。

 

(続く)

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子