こんにちは。宮前です。
今回も、前回の「立志の時間12」の続きです。
◆立志の時間12
http://www.caguya.co.jp/crewblog/miyamae/p8977/
私の志は「持続可能な社会への一因となるような働きをしたい」というものですが、
結局、自分自身が社会を築く一員であるからこそ、自分の生き方を修正していくことが、まずは自分にできるシンプルな方法では・・・と感じ、
そのために心がけたい生き方、子どもたちにも残していきたい生き方として、
らしさを尊重し合う生き方
おもいやりの生き方
恩送りの生き方
・・・というものが見えてきました。
ちょうどカグヤでは、入社後に、働く上でのテーマとして「信念の種」というものを自分の言葉にしていますが、
そんな私の「信念の種」は、
「自分を信じ自分を取り巻く環境を大事にしてほしい。
このままだと、他人や自然、未来と調和できなくなってしまう気がするからです。
だから私は、豊かさに気づける環境を創り、思いやりや繋がりを大事にする
・・・ということをテーマに仕事をしています。」
というもの。
あれからもうすぐ9年ですが、こちらも色あせるどころか、今回整理した「志」との繋がりが強くなって見え・・・
まさに「種」が育ってきているのを実感します。
9年前、理念を本気で大事にしているカグヤに入社したものの、いざ働いてみると、想像とは違っていたり、会社や同僚、自分に対し、足りないところが見えてきたりと、色々と文句や泣き言もあったわけですが、
それでも、会社が理念を優先していることや、目指しているものに対して本気であることには嘘偽りはなく、ありがたいことに、自分自身が働く上で優先順位として掲げ決めたものが裏切られたわけではありませんでした。
「おかしいと思ったら、どんどん変えていってほしい。理念からなら、何をしてもいいよ。」
・・・と、上司にも言われ、
与えられることがあたりまえだった自分にとっては、驚きや困惑もあったものの、
「こんな風に理念に沿って変えていくことは、本来やりたくても、他の組織ではなかなか許されず、むしろ、自分が大事にしたいと思っていた想いや志を尊重してくれている。」
・・・と捉え、壁にぶつかる度に、
「ないものは自分がつくればいい。いやだと思うなら自分が変えればいい。」
・・・と、受け身だった自分自身の姿勢が、徐々に変わっていったようにも感じます。
そう考えると、志を立てたら解決するのではなく、それを守っていく自分とのたたかいが始まるわけで、そうやって、何年も働き続けていくうちに、志が育まれ、守られて・・・「立志」から「守志」「育志」という感覚です。
また、「自分とのたたかい」といっても、決して辛く苦しいものではなく、志やそれに繋がる理念を大事に守り、目指して働くことは、自分自身が正直でいられることでもあり、夢をあきらめないこと、自分の信じた道を貫くことで、誇りや自信も重なって・・・幸せを実感できるものでもあります。
そう思うと「時間」は、積み上げたり深めたり、育ったりするには必要で、いつも助け応援してくれるもの。
これからも、焦らずに信じて、しっかりと自分自身の志を見守って、持続可能な社会へと繋がる意識を持ちながら、自分が大事にしたい生き方を貫き、人生をより豊かにできたらと思います。
・・・そんなわけで、長く続いた「立志の時間」も今回で終わりです。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子