今日は、「人日(じんじつ)の節供」。
「人日」とは五節供の1番目の節句で、陰暦1月7日のことをいい、お正月最後のこの日に、1年の豊作と無病息災を願い、七草粥を食べる風習があります。
旬の生き生きした植物である七草を粥にして食べれば、自然界から新たな生命力をもらえ、無病息災で長生きができるとされており、かつては、前日に野山で菜を摘み、年棚(歳神様を祀った棚)の前で、七草囃子(ななくさばやし)を唄いながら、すりこ木でたたいたようです。
こうすることで、七草の力をさらに引き出すことができると考えられていたそうです。
このように丁寧に細かく刻まれた七草粥は、正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、ビタミンを補う効果もあるそうです。
・・・ということで、近くに野山がないため、私は、八百屋で「七草セット」を購入し、今朝の朝食に、七草粥をいただきました。
セットのパックに、七草のイラストがあったので、まな板に並べて見ました。
もはや七草も身近ではなく、見分けるのに苦労しましたが・・・
左から「ハコベラ・ゴギョウ・スズシロ(大根)セリ・スズナ(かぶ)・ナズナ・ホトケノザ」(だと思われます。)
明日は、会議で仲間が揃うので、一日遅れですが、社内でも七草粥を頂く予定です。
七草の力を借りて、皆で一年健やかに過ごせたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子