先日、兵庫県に住む友人が東京で個展を開催するということで、共通の友人と見に行きました。
◆「繋ぐTsu.Na.Gu.」展
http://kayo-nomura.com/news/
以前、クルー日記で発信したこともあるのですが、皆との出逢いは、かれこれ11年前の沖縄。
http://www.caguya.co.jp/wp/crewblog/miyamae/p8462/
個展をしている彼女は、出逢った当時、大学4年生で、その後すぐに、社会人となり、しばらく企業へ勤め、得意な英語を活かし、キャリアを重ねていったようですが、人生に悩み葛藤しつつ結局会社を辞め、今では色々な出逢いや経験を経て、アーティストとなり絵を描いています。
ふと、彼女が人生について悩んでいた頃に、「絵を描きたい」と言っていたことを思い出し・・・今、こうして自分の好きなことをやりキラキラしている姿を見ながら、感慨深い気持ちになりました。
そして、これまで全国に散り散りしていて、なかなか集まれなかった友人たちと、この個展を機会に集まれたことにも、なんだか奇跡を感じました。
個展を見た後に、久々に皆で一緒に夕食をし「今更だけど、なんであの時沖縄に行ったの?」なんて話をしながら、楽しい時間を過ごしたのですが、
その後のLINEのやりとりでは、
「点と点の時は分からなくて、終わってみてやっと気付くから、なんかいつも繋がるって、信じて動くしかないよね。やりたいこと、目の前のこと一生懸命やったら、きっと繋がる気がする!」
「奇跡的に集合できて、懐かしい話をしていくうちに、個展のタイトル『繋ぐ』がリンクして・・・私にとってこのタイミングで皆と出逢えたのも何か意味のあることだったように思ったよ。自由に新しい道を歩もうかな。」
など・・・
個展のタイトル『繋ぐ』のとおり、点と点が繋がっていくこと、繋がっていることに気付かせてもらいました。
好きなことをやったり、自分の心に素直に正直に生きていくことは、そうありたいと思いつつ、悩んだり、迷っている人の背中を自然と押すのかもしれませんね。
自分が繋いでいるのか、自分が繋がれているのか、まだまだよく分かりませんが・・・
自分の想像をはるかに超える程に、「繋がっている」のだということを忘れず、自分の心に正直になって、奇跡のような物語を楽しんでいけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子