今年の立春の日(2月4日)に自宅で仕込んだお味噌。
あれから5か月ほど経過しましたが、室温が高いこともあり、お味噌からは順調に「たまり」と呼ばれる茶色い液体も出て、だいぶ味噌らしいかんじに変化し・・・しょうゆのような既に熟成されたおいしそうな香りもしてくるようになりました。
味噌は温度が高いと発酵が進んでいきますが、梅雨明けもし、これから本格的な夏がやってくることを考えると、これまでの経験上、冷暗所のない我が家ではこの先厳しい予感がするので、この暑い夏の間は一度、冷蔵庫に入れ、様子を見ていきたいと思います。
それにしても、目には見えませんが、こうして24時間365日休まずに発酵してくれる麹菌は本当にすごいですね。
そして、もちろん麹菌自体は目に見えませんが、麹菌の働きはこうしてちゃんと目に見えるもので、麹菌はそんなお味噌の発酵を通して、大事な働く姿勢を教えてくれているようでもあります。
目立たなくても誰に評価されなくても、周りのお役に立てるようしっかり自分のできることをやり続ける姿勢を見習いたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子