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インターン物語 第3章

[カグヤのインターン??から学んだこと]

 

僕が、カグヤでの3ヶ月のインターンらしきもので学んだことが大きく二つあります。

 

 

今日は1つ目、「暮らし」についてです。聴福庵に「泊まる」ことではなく「生活する」こと、「暮らす」ことは正直簡単ではありませんでした。なぜかというと、古民家にいると恐ろしいほど眠気に襲われるからです。(実際毎日夜の9時10時には寝ていました。)

 

 

ですが、この前のブログに挙げた通り古民家に住むとあれだけのことを体験できるのです。もしかすると、僕が古民家で体験したことを当たり前だと感じる人もいるかもしれませんが、18の僕にとっては当たり前ではなく新鮮なものでした。

 

 

2019年の生き方では、1日があっという間に過ぎ、五感を使うことも少なくなってきている気がしますが、古民家で暮らすと、1日がゆっくり過ぎ五感がフル稼働するので、「あー今日も一日よく頑張ったな」という普段忙し過ぎて忘れていること。当たり前のことを当たり前にできることの喜びや、誰かがいること、誰かに朝挨拶ができること、ほんの些細なことに感謝すること、誰かに迷惑をかけることができることがどれだけ幸せなことなのかなどを思い出すことができました。

 

 

この1日が長く感じる気持ちだったり何事にもすぐ「ありがとう」と言えるのは子供が持っている才能なのかなと思います。僕は18になり大人と子供の境界線の位置に立ちましたが、もうすでにその気持ちを忘れかけていたのかなと思います。

 

 

ゴールデンウィークに地元鹿児島に帰り一番最初にしたのが、亀の水槽の掃除です。水槽を手でこすりながら、なぜだか、道路に水を撒きたくなりました。これも古民家での暮らしの影響なのかなと一人でニヤニヤしていました。

 

 

その後、滞在中のお父さんが「俺が運転するよ」と言ってくれたり、お姉ちゃんがどこか出かけるときに「どこどこ行ってくる~」と家の中で叫んでくれたり、「マジでめんどくさい」と言いながら家に泊めてくれるお兄ちゃん、しつこいくらい「今日どーだった?」とラインをしてくれるお母さん。このような当たり前に見えることに気づくことができるようになったのも、カグヤでのインターンらしいもので、自分の感性が変えられたというわけではなく、子供の頃の感性を蘇らせたのだと自信を持って言うことができます。

プレイメーカー オリバーサミュエル