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よもぎ柏餅

福岡に滞在し、会社の畑や聴福庵の駐車場、近所の道端などでよもぎをよく目にする中で、

 

◆よもぎ
http://www.caguya.co.jp/kurashi/28379.html

 

昔ニート時代に、広島の祖母宅へ1週間程遊びに行った際、祖母がよもぎを摘んでよもぎ餅を作ってくれたことを思い出したので、今年の端午の節供ではよもぎの柏餅を作ろうと思っていたのですが、

 

一昨日の夜にまさかの祖母の訃報を聞いたので、翌朝に枕団子ならぬ枕柏餅をつくって、祖母に会いに行くことに。

 

祖母がよく歌っていた「野に咲く花のように」をききながら、

 

◆野に咲く花のように
http://www.caguya.co.jp/kokoro/28489.html

 

想い出に浸りお餅をつくる時間は、なんとも言えない穏やかな幸せな時間でした。

 

 

 

 

また、祖母は注射一本うつことなく苦しまずに、ほほ笑みながら眠るように逝ったそうですが、実際に顔を見てみると、本当に幸せそうでどこか仏様のようにも見え、肌艶も赤ちゃんみたいによくて、人生やりきるとあんなかんじで後悔なく清々しいかんじになるのかなぁと感じるものが。

 

そして、こんな風に人生の最期を迎えられるというのは、正直とてもうらやましく感じるほどでした。

 

また、96歳と高齢なこともあり、ある意味、みんな心の準備はできていたので、さみしいけれど幸せそうな最期に安心したところもあります。

 

そんなわけで・・・おかげさまで最期の挨拶もできて、柏餅も棺に入れてもらいました。^^ (実際食べてみたら、餅付きが足りなくて餅感がいまいちでしたが、心を込めたのできっと許してくれるはず?! ^^;)

 

 

本日の夕方には無事に葬儀を終えた・・・と母からも連絡がありましたが、天国できっと仲良しだった祖父との再会を楽しんでいることでしょう💛

 

 

祖母は昔、よく日野原先生の本を読んでおり、その日野原先生が「死に方は生き方で決まる」という言葉を残しているようですが、

 

生きてることはなんとも貴重で素晴らしいことですから、生かされていることに感謝を忘れないで、祖母がその生き様、死に様で教えてくれたよう、私も自分らしく人生を生ききりたいと改めて思っています。^^

 

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子