ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/06/26

「竹を見つめて」

先日、神社の掃除をさせて頂いた時のことです。

手水舎に架かる竹も古く壊れ、水をくむ柄杓もなくなっていました。

そこで、倒れていた竹を切って
柄杓も作り直すことに。

以前、福島のお客様のところで見た竹の柄杓。
いつか作れたら良いなと思っていたのですが、
このタイミングで作れるとは思ってもいませんでした。

当主が作った柄杓をお手本に、私たちも作ることができ、、、

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改めて竹は本当にいろんなことに使えるということを感じました。

木は切ってしまったら植えないと大きくなりませんが、
竹は毎年切っても、植えなくても自然と生えてきます。

そんな植物を日本人は古来から、建物の骨組みや
籠、器、食器、玩具など、暮らしにたくさん取り入れて
生きてきたことを思うと、継続可能な社会を目指すとき、
この「竹」の素晴らしさを活かすことも一つの大切な
取り組みのように感じます。

子どもたちのためにも、継続可能な社会のためにも
竹を改めて見直し、暮らしに取り入れていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海