ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/11/28

「研ぐ」

今日は休日、朝練と早朝テニスを終えて、
午前中は包丁研ぎを行いました。

我が家にある包丁は5種類。

菜っきり包丁
和包丁
洋包丁
ペティナイフ
刺身包丁

祖父の金物屋から譲り受けたものや
大阪の堺にて買い求めたものなど
様々にあります。

今までは、砥石で研ぐとしても和包丁くらいでしたが、、
これからは全部を砥石で研ごうということで、
包丁研ぎの特訓を行いました。

一本一本、集中して研いでいきますが
中々均一に研ぐことが出来ません。

どれくらいかの加減が分かりませんでしたが、
包丁に変化が出るまで、根気強く行うと、
段々とコツが分かってきて、そしてリズムを体得していきました。

5本の包丁を研ぎ終えたときは慣れていないこともあり、
研げるまで続けていると、時間が掛かり手先が疲れてしまいましたが、
研げば研ぐほどに身分自身も磨かれている想いを頂きました。

自分の使うものは自分で整備する。
そうすることで道具と共に磨かれていくのだと思います。

仕事も人生も同じかもしれません。

自分の仕事も、誰かに言われたとおりにしたり、
誰かに頼ってばかりでは、仕事は進んでも
自分が磨かれないかもしれません。

人生も、誰かに敷かれたレールや
誰かとの比較で過ごしても、人生は過ぎ去っていきますが、
磨かれないかもしれません。

仕事も人生も、誰が研ぐのか。
それは、自分自身が「研げるまで研ぎ続ける」しかありません。

誰か任せにしない意識を持ち続ける為にも、
この研ぐという事から学び続けていきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海