先日、神社の掃除をさせて頂いた時のことです。
手水舎に架かる竹も古く壊れ、水をくむ柄杓もなくなっていました。
そこで、倒れていた竹を切って
柄杓も作り直すことに。
以前、福島のお客様のところで見た竹の柄杓。
いつか作れたら良いなと思っていたのですが、
このタイミングで作れるとは思ってもいませんでした。
当主が作った柄杓をお手本に、私たちも作ることができ、、、
改めて竹は本当にいろんなことに使えるということを感じました。
木は切ってしまったら植えないと大きくなりませんが、
竹は毎年切っても、植えなくても自然と生えてきます。
そんな植物を日本人は古来から、建物の骨組みや
籠、器、食器、玩具など、暮らしにたくさん取り入れて
生きてきたことを思うと、継続可能な社会を目指すとき、
この「竹」の素晴らしさを活かすことも一つの大切な
取り組みのように感じます。
子どもたちのためにも、継続可能な社会のためにも
竹を改めて見直し、暮らしに取り入れていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海