ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/07/08

「統一ではなく認める」

今日は三重県のお客様のところへ
サポートにお伺いさせていただきました。

参加した先生方に振り返りの「一円対話」で
研修の気づきをお聞きすると、

「研修を終えてみて、みんなとの距離が近くなり、仲良くなったと思う」

「お互いの価値観を知ることができたのが良かった」

「一緒に発達を見ていくと安心する」

「楽しかった」

そんな声を頂きました。

その中で印象的だったのは、

「みんなの意識や価値観を統一していかないといけないと
思っていたけれども、それよりも大切なのは、
お互いに価値観が違うということを理解して認めることなんだと感じました。」

という言葉でした。
同じ目標を目指すことは変わらなくとも、
それに対するそれぞれの意識や価値観は一人一人異なるもの。

無理やりに統一しようとするよりも、
お互いを認め合うことの大切さを優先したいという先生の気づきには
子どもたちに対する眼差しを、子どもたちだけでなく、
大人にも同じ眼差しで生きていこうと決めた言葉のように聞こえるほどに、
強い意志を感じました。

方法論ではなく、生き方として寄り添える人間に
私自身も近づいていけるように、精進していきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海