自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2013/11/21

信じて伝える

入居しているビル管理担当の方が、本日、会社へお見えになりました。

 

実は、お客様へお土産としてお持ちしている「玄米クッキー」等を、社内で調理する際に、「匂いが気になる・・・」と別のテナントの方よりクレームが入ったと、ビル管理の方から注意を受けたため、一度その管理担当の方にも、自分達のやっていることをご説明できればと、その場を設定させて頂きました。

 

話しの流れによっては、最悪の事態として引っ越しも考えられるので、最初はどんな展開になるのかドキドキもありましたが・・・

 

今回、会社の理念を伝え、事業内容を伝え、実践を伝え、その上で自分達は遊びでも趣味でもなく、大切な社業として「玄米クッキー」を作っていることをお伝えすると、ありがたいことに私たちのことを理解して下さいました。

 

また、管理担当の方も、ビル管理・防災の観点から、注意すべき点、守るべき点を改めてご説明して下さり、私たちも、反省すべき点は反省した上で、お互いにどうしたらよいのかを考え、歩み合う形で話が進んでいきました。

 

最初から「どうせ分かってもらえない。」と疑って、何も説明しないのは不自然。

 

最初から相手を信じて、伝えることをあきらめないことが、子どもの仕事に携わるからこそやっぱり自然なことだと感じます。

 

改めて、一つひとつの出逢いを大切にしていきたいと思いました。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子