ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/07/16

「つながり」

娘は小学校2年生。
息子は保育園の年長。

保育園と小学校での違いを最近感じるのは、
それぞれの園、学校の保護者との交流です。

保育園では、行事ごとで集まるときも、
ただ集まって個々に行事を楽しむのではなく、
保護者との交流の機会があり、繋がりが生まれます。

しかし、小学校になると運動会一つをとっても、
保護者同士の交流の機会がなく、あまりつながりが生まれないことに気づきます。

今日も保育園の保護者同士で7家族集まり、一緒に映画を見に行ったり、
公園に行ったり。

親の都合が悪い時は、子どもだけ預けることもできる関係性だったり。
キャンプや旅行なども年に一度か二度は一緒に行くことが定例化しています。

そう思うと、行事一つをとっても保護者が一緒に参加したり、
保護者同士で協力させたり、体験をさせたりという環境を
行事の中に取り入れるかどうかで、子どもを見守る目が
格段に増えていくのだということを感じます。

これはお客様同士でも一緒なのかもしれません。

先日、ある法人では短期留学ということで、
様々な近隣の園様にお願いし、職員を見学にお願いする機会がありました。

すると依頼した各園さんから、たくさんの暖かい声を頂いたそうです。

そして先日のセミナー会場では、多くの園長先生方から声をかけられたり、
応援してもらったりと、しっかりとしたつながりが生まれていることを感じました。

ただ保育の質を上げていこうとするのではなく、
この「つながり」を実感できるような環境作りを大切に
自分自身の動きも変えていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海