ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/08/01

梅干しづくり②

昨日、発酵どめも含めて土用干しを開始しましたが、

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今日からは出張のため、子どもたちに梅を任せることにしました。

発酵がどれくらい進んでしまったのかが心配でしたが、
昨晩出張前に梅を試しに食べてみると、、、

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なんと、とってもおいしいっ!!

幸いにも梅に影響はなかったようで、
安心して出張に出ることができました。

そんなわけで、あとは子どもたちに託すと、
しっかりと手伝ってくれました。

ひっくり返している様子を
スマートフォンで映像で見せてくれながら
「いいにおいがする!」
「やわらかーい!」
実況中継してくれます。

「でもあんまりひとりでやりたくないんだけどなー」
「弟がやるならもうやらなくてもいいんだけどなー」

何でも一人でやってしまっては
こういった食文化や暮らしは継承されませんから、
こうやって、子どもたちにやってもらえることは
とても有難いことです。

日本人が培ってきた知恵や信仰心は、
この「暮らし」の中にもたくさんあると思うと、
日頃の暮らしから子どもたちが自然と学べるように
いかに一緒に、無理なく自然に、お互いのあるがままで
体験を味わっていけるかを考えていくことは、
それまた楽しく豊かな時間です。

聴福庵で学んだ暮らしの再生を
学びから自分の暮らしへと変換していくプロセスを
まずは何より大切にしていきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海