先日、研修先の先生がご自身のお子さんを連れて
研修に参加していました。
研修プログラムにある「アースゲーム」という
『競争』ではなく『協力』を体験するボードゲームを
やっていただきました。
3グループに分かれて行ってみると、
そのお子さんがいたグループだけが
ゴールにたどり着くことができました。
もちろん、サイコロ運などもあるかと思いますが、
どんな違いがあったのだろうと各チームを見て回ると、
お子さんがいたグループは、
子どもの気持ちや声に寄り添って、
一つ一つを相談しながら進めていましたが
大人だけのチームは、仲間の声を聴かずに
サイコロを振ってしまい、ゲームオーバーになるということが
起きてしまっていました。
自分たちの普段のことを振り返ってみると、
慣れた大人たちだけでいるときほど
対話を怠ったり、傾聴を怠ったり、
共感を怠ったり、受容を怠ったり、感謝を怠ったり。
これはゲームだけのことではないのだと感じます。
私たちは子どもという存在がいてくれるお陰で、
心を使い、心のままに働きやすく、生きやすいのだと感じます。
そんな子どもの存在に感謝しつつ、
子どもたちがいなくて、共感傾聴受容感謝の心を
大切にしていける自分でありたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海