こんにちは。大河内です。
先日、私たちが再生を手掛けている
という築120年の古民家『聴福庵』で
「砂鉄壁講習会」が行われました。
◆原田左研 左官研究会
http://www.haradasaken.jp/archives/3381
九州各地から伝統の職人たちが集まり
聴福庵の床の間を「砂鉄壁」で塗りながら
その特殊な技法を伝承しようというもの。
私自身はその場にいなかったのですが、
仲間からのLINEの共有や、後日の体験談から
非常に意義深い講習会だったことが感じられました。
そして今、その砂鉄塗講習会の振り返り用の
ムービー製作に取り掛かっています。
このムービーも、誰でも観ることが出来るよう
完成後にYouTubeに公開する予定ですが、
それだけでなく、既に参加された職人さんの中には
当日の体験で感じたことなどを、ご自身のブログで
発信されている方がいたり…と、
今回の一期一会の伝承の様子が、広く世の中に
伝わっていく、その軌跡の中にあることを思うと
自然と胸が熱くなってきます。
日本の風土から生まれた古民家、そして
それを支え共に歩んできた職人の技と想いが
子どもたちの未来へと遺されていくよう
その一翼を担う者として、この有難い機会に
自分を尽くしていきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友