こんにちは、眞田由莉です。
先日、社内ガーデンの植え替えをしていた際に
植物に潜んでいたアオムシを発見!
我が家では昨年、
お客様から頂いた柚の枝についていた蛹が孵化し、
部屋をアゲハチョウが舞っていた…
なんてことがあったので、
自然と今回のアオムシもお預かりすることになったのです。
実は今年もすでに
ベランダの柚の木に住みついた蛹がおり、
今年もうまいこと孵化するかな?と楽しみにしていました。
新入りアオムシくんも先輩蛹くんのそばに置いてあげて、
「仲間ができたね♪」
なんて子どもたちと言っていたのですが、
しばらくしてもう一度見てみると…
な、なんと……!
新入りが先輩を食べてしまっているではありませんか!!!
衝撃の光景に言葉を失い、
子どもたちと「嘘でしょ…」と呆然。
「これが弱肉強食か…」なんて息子の声も。
そこで、子どもたちと今後についての会議をします。
選択肢は3つです。
1.新入りを飼う。
2.離してあげる。(時すでに遅し、な状態でしたが…)
3.2匹とも自然界に戻してあげる。
会議の結果、1が採択され、食べられてしまった先輩の分も
新入りを最後まで見守ることになりました。
先輩蛹に申し訳ない気持ちで、
「なんてひどいことを…」とショックでしたが、
よく考えれば人間のしていることも同じか、
それ以上のことをしているように感じます。
何かの命を頂いて生きていること。
今回見たことも虫たちの世界の話ではなく、
人間も含めた自然界の出来事なのだと自覚し、
「かわいそう」ではなく「ありがたい」と思うのなら
せめて命を無駄にしないよう、
感謝の気持ちを持って過ごしていきたいと思います。
美化コーディネーター
眞田 由莉