こんにちは、秋山です。
先日3歳の娘と一緒に、
公園で遊んでいた時のこと。
娘が滑り台の上に立っていると、
強い風が過ぎ去って、
木々が揺れ、葉が舞い落ちました。
上から見つめていた彼女は、
「みんな、おなじほうにいく。」
「ずっといっしょよ。」
と、言葉にしました。
私から見ている風景は、
葉が風に吹かれて「落ち」、
その方向は、吹かれるままに「それぞれ」。
でも彼女から見た風景は、
葉は吹かれた方向へ「行き」、
その向かう先はみんな「同じ」。
まったく逆に感じていることに驚きました。
普段何気なく見ているモノも、
言葉で表現することは少なくとも…
きっと見え方・捉え方は異なっていて、
彼女の世界は、彼女らしく輝いている。
親子で在りながらも、
オモシロイなぁ、もっと知りたいなぁと、
思わせてくれる出来事であったと同時に。
その娘の視点の「あたたかさ」に、
ほっこりとさせてもらいました。
言葉の数がたくさんあるのと同じように、
見え方も、感じ方も、刻み方も、
また同じくらい沢山あるのだと思います。
その1つ1つを大切に育みながら、
彼女の見ている世界にも、
目と耳と心を傾けていきたいです。
エールキーパー
秋山 有紀子