こんにちは。大河内です。
10月の下旬に約9日間、クルー数名で
福岡の古民家『聴福庵』に行っていました。
普段は聴福庵で寝泊まりするのですが、
スケジュールなどの都合により、日によっては近くの
会長宅に泊まらせていただくこともありました。
そんな会長宅に宿泊したある日、朝起きると仲間から
「一宿一飯の恩として、風呂の電気を付け替えよう!」
という素敵な提案がありました。
実はその時、たまたま会長宅の風呂の電気の調子が悪く
チカチカする状態だったため、それを自分たちの手で
付け替えようという仲間からの粋な提案でした。
この「一宿一飯の恩」、聴福庵でも宿泊された方には
宿泊代ではなく「掃除」をして帰っていただいていますが…
それと同じように、会長宅にお世話になった分、
何か自分たちの出来ることでお返ししようとする仲間の声掛けは、
まさに生き方からの行いであり、見習いたい姿勢だと感じました。
そして最終日。
そんな仲間からの影響もあり、福岡を発つ前に
お借りした車やお宅の玄関の掃除をしてみると、
改めてその手軽さ、そして行った後の清々しさが感じられ、
「掃除」というものの奥深さを味わう機会になりました。
ふと、イエローハット創業者の鍵山氏の言葉を思い出します。
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車をきれいにするようになってから、見事に車の故障が激減し、
事故もほとんどなくなりました。車をきれいにすることで、
運転する社員の心が穏やかになった効果です。
このことは予想以上の大きな発見でした。
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掃除することで人の心が穏やかになるのは、
お世話になっていること対する感謝の心からの御恩返し、
そしてこれからの無事を願う祈りの行いだからだと感じ
その対象は、車でも家でも神社でも、
何に対しても同じことのように思えました。
古民家での「磨き」や「手入れ」の実践も
このように日頃に活かし、ちょっとの掃除や手入れを
これからも大切にしていきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友