自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/10/29

信じる生き方

大人になればなるほど、色々な人生体験をし、
中には、裏切られ傷つくことも増えてくるからか

「信じてよいのか分からない」
などということを、耳にすることがあります。

実際に、本当に悪意がある人に
だまされることもあるのでしょうが、

それよりも、
「こんな人だと思わなかった」など、

自分が思っていたのと違う時に、
「だまされた」などの裏切られた感じを持つのが、

わりとよくある話で、身近なようにも感じます。

でもそれは、角度を考えてみてみると、

自分の「こうであってほしい」という
勝手な思い込みだったり、

相手にも何か事情があるのに、
それを聴こうとしない
コミュニケーション不足だったり・・・と、

実際に相手が裏切ったというよりは、
自分の誤解だったり、
受けとめ方にも問題があるような気もします。

人には良心があり、
自分を信じてくれる人をだますということは、
なかなかないと思いますので、

「思ったとおりの相手だから、信じられる」
「相手が信じてくれるから、自分も信じる」

など相手の出方次第で変わる「信じる」ではなく、

「相手がどうであっても、自分は信じる」という
「信じる生き方」を大事にしたいものです。

そしてそれは、

「社会がおかしいからそれに合わせる」
「皆がこうだから、同じようにする」

など、周りのせいにするものではなく、

「相手や周り、社会がどうであっても、
 自分は自分の信じる道を貫く。」

というものとも繋がるように感じます。

色々と迷ったリ悩んだりするものですが、
そんな時こそ「試されている」と思って、

そんな自分の道を、
一番身近な自分自身が信じてあきらめず、
しっかり応援していけたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子