こんにちは。宮前です。
先日、半年前に退職したクルーと
再会したときのことです。
◆どこでも誰とでも
今与えられている環境でお役立ちしようと頑張る姿に
安心している中で、
「今は楽になったけど、やっぱり
身を削るような楽しさはないかな。」と
彼女がポツリ。
それをきいて
「やっぱり楽と楽しいは違うな」と感じつつ、
「身を削る」というのはどこか犠牲的なイメージもあってか、
最初は、ちょっとひどい表現のようにも聞こえたのですが、
よくよく考えてみると、生き方を磨く中には、
自分と向き合ったり、我をおさえたり、
自分の身を削ったり・・・と、苦労がつきもので、
「確かに」と思うものがありました。
自分自身も、気付けば
「楽をしたい」「楽をして結果を出したい」など、
望んでいる時があったり、
社会を見ても、
子どもたちに対する大人たちの眼差しなど、
「なるべく苦労させないように」というかんじが
次第に強くなっている気がしますが、
「磨く」という視点からみると、
摩擦や削られることは、むしろ必要なもの。
苦労を「悪いもの」のようにとらえる
自分の眼差しに注意しながら、
楽じゃなくても、
生き方を磨いていく楽しさを
やっぱり大事にしていけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子