こんにちは。大河内です。
先日、子どもの小学校の授業参観に行ってきました。
私が子どもの頃の授業といえば、思い出されるのは
「先生が正解を子どもに教える」
「先生が問い、それに子どもが答える」
というものでしたが、子どものクラスの授業は
それとは全く別物で驚きました。
先生はあくまでファシリテーションに徹して
フォローのみを行い、子どもたちが子どもたちに
問いかけたり教えたりするスタイルで
授業が進められていました。
例えば、今回の道徳のテーマは「挨拶」でしたが
先生が「挨拶とはこういうもの」と教えるのではなく
子どもたちが「挨拶ってどんな言葉?」と自ら考え、
「私は○○だと思います、どうですか?」と皆に答え、
皆は「おぉ」とか「同じです」とかそれに反応する。
子どもたち同士が、お互いのことを認めたり支えたり
フォローしながら「挨拶」というものを深めていく
その雰囲気には感動するものがあり、
また、そこで子どもたちが実際に答えたものは
「絆をひろげていく言葉」
「生活を明るくする言葉」
「相手に一日気持ちよく過ごしてもらう言葉」
など、どれもが瑞々しい感性で表現されていて
私自身、学ばせてもらうものが多くありました。
誰かの正解を押し付けていくのではなく、
それぞれの考えを活かし、お互いに学び合う姿は
私たちカグヤも目指しているものだからこそ
授業の内容以上に、そのあり方から感じたものを
自分自身も活かしていきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友