「地域で地域の子どもを見守る」
という目的のもと開催されたOB父親保育ですが、
振り返ってみると家族からの評判も
良いことに気づきます。
「パパ、今年は何先生役をやるの?」
と、興味津々で聴いてくる息子は
「先生」という存在をやはりカッコいい、すごいと思っているようで
そんな役に自分の父親がなれることが誇らしい様子です。
「私も一緒に保育園に行きたい!」
と、娘も父親保育に興味を持っていたり、
卒園したお母さん方からも
「私も保育現場に入りたーい!」
なんて声が出るほど。
それほど家族にとって思い出深い行事であることに
気づきます。
今の時代、お祭りや神事も形式的になったり
なくなってしまい、地域とのつながりを体験できる環境が
減少しています。
私たち大人自体が「地域」を感じることも
必然的に少なくなり、それはそのまま子どもたちの育ちや
意識に直結していきます。
そんな中で、こういった体験ができる機会というのは
やはり重要なことであるように感じます。
ミマモリスト
眞田 海