先日、沖縄のあるお客様のところへお伺いさせて頂くと、
入園から卒園までの6年間を一冊にまとめた
「ポートフォリオ」を作っていらっしゃるということで、見せて頂きました。
最初のページは名前や名前に込められた思いや由来を保護者の方が書いてくださっていました、
それからは3か月間ごとにその子を振り返った写真のページを先生が作っていらっしゃり、
その間にはその子が作った作品や絵などが沢山綴じられていました。
そして、一年の間にその子にとって特徴的だったエピソードが
保育日誌からピックアップされてまとめられていたり、
ミマモリングソフトの「保育カルテ」の機能を使い、
その子の育ちを5領域から可視化したものを綴じていたり。
そんな豊かで幸せな一年間の記録は、担任の先生だけではなく、
保護者やフリーの先生、そして子ども本人の作品も含め、
皆が関わり作られていくところが特徴的だと感じました。
「みんなの負担になりすぎないように、そして一人だけの負担になりすぎないように」
そこを大切にしたいからこそ、普段の日誌や発達記録や作品を活かしているということ。
皆で協力し合い、6年間綴られていく豊かさは、関わる人々にとっても豊かなものに
なっていくように感じます。
私たちも大切なもののために、協力をしていく豊かさを大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海