暮らしの体験で学んだだけでは、
知っていても中々誰かの役に立てなかったり、
子どもたちに伝承していくことが難しかったりということがあるということを
改めて、長野での暮らしの中で学びましたが、
同時に、自分の暮らしの実践へと昇華できたものは
誰かの役に立ったりするのだと感じる機会でもありました。
包丁を研ぐということも、
今回も砥石を持っていくととても喜ばれ、
お役に立つことが出来ましたし、
出汁の勉強で築地に通ったことで、
築地場内での買い物も上手になり、
長野の実家の皆さんに築地でしか手に入れられないものを
届けることが出来、捌いたり、料理したりと
とても喜んでもらうことが出来ました。
暮らしの実践や、学んだことが誰かのためになるということこそ、
嬉しいことはありませんね。
そう思うと、やはり、体験をさせてもらえるということは
有難いことなのだと感じます。
今日から福岡に入りますが、
ここでの有難い体験がまた誰かのお役に立つように、
しっかりと味わっていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海