学び

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人のふんどし「だけ」で相撲を取らない

仲間と話をしていて改めて、「働く」ということの中で

大切にしていきたいと感じることがありました。

 

それは「人のふんどしだけで相撲を取らない」

 

ということです。

 

それこそ、会社の理念、会社の商品、会社の実践、

先輩方の成功事例、挑戦事例、

沢山のお客様の実践事例、セミナーで学んだ知識。

 

どれも、それぞれに汗をかき、苦労し、

実践しながらつかんだり形にして頂いたものです。

 

それを当たり前に使うということよりも、

まずは感謝という姿勢を伴った行動になっているだろうかと

自分自身の姿勢が大切だと感じます。

 

そして、感謝と同時に「依存」や「放任」の心がないだろうかと

自分自身を振り返ることが重要であることを実感します。

 

徳川家康は自分の野心、野望、志のためならば

使えるものはなんでも使う人であったと言われています。

 

家康は人の褌(ふんどし)を当にして相撲をとらぬ男であつた。

利用し得るあらゆる物を利用する。

然しそれに縋り(すがり)、それに頼つて生きようといふ男ではない。

(坂口安吾『二流の人』)

 

家康のことをこう表現する方もいらっしゃいましたが、

やはり、人のふんどしにすがったり、

頼って生きる「生き方」になってはならないと感じます。

 

それは結果として人のふんどしのせいにしていたり、

ふんどしを汚すことにもなるように感じます。

(ふんどしを汚すっていうのも表現はあれですが、、、)

 

自分の人生だからと言って、

何もかもを自分のふんどしだけで生きるというのも傲慢な気もします。

 

やはり、頂いている機会をまっすぐに謙虚に受け取り、

それに対して自分ができることを、

自分だけのふんどしで傲慢に受け取るのではなく、

今まで頂いていたご縁や知識様々なものを活かさせていただきつつ、

挑戦を楽しんでいきたいなと思います。

 

 

ミマモリスト

眞田 海