私たちカグヤでは毎月月初に「初心会議」というものを行っています。
その中の一つの実践として「ときめきムービー」というものがあり、一ヶ月の間に撮りためた写真からムービーを作成し、初心会議の場でそれを観ながら、皆で一ヶ月を味わうことをしています。
今回のムービー製作の担当は、私ともう一人のクルーだったのですが…
2018年1月のメインは、何といっても年始から一週間ほど福岡の古民家で暮らした『聴福庵合宿』。しかし、体調不良で行くことが出来なかった私は、そのイメージがつかず、製作にとても苦労しました。
まずは写真を見ながら、どの日に何をしたのか、善かったこと、面白かったこと、事件、…など、もう一人の担当クルーから共有してもらい、
それをもとに全体の構成を考え、音楽を選び、それをカタチにしていくのですが、どうも今まで製作してきた感覚とは違い「やりづらさ」を感じたのは、やはり自分自身が体験したものではなかったからのように思います。
ですが、この「やりづらさ」があったから分、もう一人の担当クルーの力を借りずには進めることができず、
その力を借りることによって、より面白いアイディアや発展が生れたことを思うと、「やりやすさ」は自己満足やマンネリに繋がるかもしれず、逆に「やりづらさ」は協力や改善のタネであるようにも思えます。
何より、協力して創り上げたものというのは、完成した時の歓びも分かち合うことができて嬉しいもの。
これからも、ペアで行っていくことの相乗効果を大事に出来るよう、ムービー自体の内容よりも、その創り上げるまでのプロセスの方を大切にしていきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友