昨日、1か月ぶりに実家の畑に行くと・・・冬とはいえ、野菜が控えめなかんじでどこかさみしげな様子。
一つひとつの野菜を見てみると、白菜やレタスも育ちが悪く、葉が広がって丸まらなかったり、
ブロッコリーも、いつもなら脇芽が食べきれないくらい沢山出てくるのに、今年はその数もかなり少なかったり。
冬野菜ではありませんが、確かに小麦を見てみても、昨年のこの時期には青々としていたのですが、
今年は、まだまだこれからというかんじです。
父によくよく聞いてみると、
今年はこの寒さの影響で、例年よりも野菜が育たなかったり小ぶりだったりと、大打撃を受けているようで・・・
ちょうど畑を通りすがった方も「うちも今年は白菜が全然丸くならない、葉物がとれない」などと嘆いており、実際に野菜を育てている人からすれば、こうして自然の異変を肌で感じているのですね。
スーパーなどの野菜の価格が高騰していることで「野菜が育たない、収穫が厳しい」ということは分かってはいたものの「ちょっと高すぎでは?」などと思ったりもしてましたが、
こうして実際に野菜が育たないことを目の当たりにすると、「この状況では仕方ないな」「農家さんは大丈夫なのか?!」などと思えてきて、文句どころか、むしろ正当なことのように受け止められてくるものがあります。^^;
ついつい消費者の立場で考えがちでしたが、会社での仕事と同じく、ここでも立場をわけて自分の考えを通すのではなく、立場を越えて思いやりから考えてみることが大事なのかもしれません。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子