先日、ある方のお話を聞かせて頂きながら、自分が持つその方に対してのイメージが壊れる機会がありました。
・・・というのも、私は誰かの話から、勝手にその人のことを想像していたり、思い込んでいたりしていたところがあったのですが、実際に直接お話を聴いてみると、全然自分が思っていることとは違っていたり、実は相手にも大変な事情があったりしたことを知り、相手の見え方も変わって・・・思い込みや聴かないことのこわさを痛感しました。
自分の目と耳で確かめることの大切さは、これまでにも感じるものがありましたが、そこには、自分の思い込みを外して確かめていくことも大事なことのように感じます。
そう考えると、日頃を振り返っても「あの人はああいう人だから」「この人はいつもこんなかんじだよね」など・・・実は聞いているようで聞いていないことばかり。
思い込みや決めつけがあると、本当のことも知れず、心の通い合いもなくなり、本当にもったいないことですね。^^;
時には「え?!」と思うことがあったとしても、「きっと自分にはわからない何かの事情があってのことかもしれない」と優しさや寄り添いの気持ちがあったら、どんなに平和な心、人間関係、社会が築けるのだろうか・・・と考えさせられるものがありました。
大人になると、知識がついてきたり経験が重なっていくものだからこそ、自分の思い込みや刷り込みに注意して、ゼロベースで声を聴けるよう自分自身の心の余裕を大事にしたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子