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花粉症対策の極意?!

とうとうスギ花粉の季節がやってきました(泣)

 

今月に入ってから若干目のかゆみを感じたりしていたので、もしかする・・・とは思っていましたがとうとう来ちゃいましたね。

 

今年のピークは、福岡が2月下旬から3月上旬、高松・広島・大阪・名古屋は3月上旬から中旬、金沢と仙台では3月中旬で、東京は3月上旬から4月上旬となり、昨年より量も多く期間も長い予想とのこと。

 

スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉のピークが始まり、福岡では3月下旬から4月上旬、広島では4月上旬、高松・大阪・名古屋・東京が4月上旬から中旬の見込みだそうです。金沢と仙台は大体4月ごろではないかとのことですが他地点と比べると飛散量も少なく、はっきりとしたピークはないようですね。

 

・・・と、これらはあくまでも予想です。一番いいのはもちろん花粉症を発症しないことですが、すでに発症してしまっているなら、出来ることはそのメカニズムを知ってアレルギー反応が少しでも軽くなる体質に変えていくことではないかと思います。

 

 

調べてみると、一般的に花粉症は免疫バランスのくずれなどが原因で起こると言われています。

 

ヒトの免疫システムには司令塔の役目をするT細胞が深く関わっていて、主に感染に働くTh1と、主にアレルギーに働くTh2、そして主に免疫調節に働くTregが互いにバランスをとりながら免疫をコントロールしているのだそうですが、環境や生活習慣によってTh2が過剰になったりTregが弱まったりすると、そのバランスがくずれアレルギーが発症してしまうのだそうです。つまりアレルギー対策のポイントは、免疫バランスを整えることだと言うのです。

 

ではその免疫バランスはどうやって整えるのか?そのカギとなるのが自律神経。皆さんもよくご存じかと思いますが、自律神経には血圧や血糖を上げたり血液を筋肉や脳に集める働きをする交感神経と、内臓の機能を高めたり免疫機能を正常にするなど体を回復させることに作用する副交感神経があります。

 

交感神経は日中、活動しているときに有利に働き、副交感神経は就寝時やリラックスしているときに有利に働きますが、長期にわたって強いストレスに晒されたり乱れた生活を続けていると、交感神経ばかりが優位に働くようになり、免疫機能も正常に働かなくなってしまいます。

 

そこで、自律神経のバランスを整えるためにおすすめする生活習慣がこちらです。

 

①   1日に10分程度の運動や散歩をする。汗を軽くかく程度でも、免疫機能の向上や脳の活性化などの効果があるそうです。

 

②   良質なタンパク賃、ビタミン、ミネラルの多い食事を心がける。毎日食べるご飯は、白米より玄米のほうがビタミンもミネラル、食物繊維も豊富でおすすめです。

 

③   夜、しっかり睡眠をとる。そもそも人間は昼行性動物。昼は交感神経、夜は副交感神経が優位に働きます。神経が自然に切り替わるためには睡眠リズムを確保することが大切です。

 

④   リラックスする時間をつくる。なんでもひとりで頑張りすぎず、1日30分でもいいのでほっとできる時間を持つようにしましょう。

 

⑤   とにかく笑う。笑うと副交感神経が優位に働き、免疫をつかさどるNK細胞も活性化されるそうです。

 

⑥   身体を温める。体温が高いとリンパ球が増えて活性化し、免疫機能が高まります。また血管が拡張して副交感神経が優位になりリラックスしやすくなるそうです。おすすめは40度くらいのお風呂に10分ほど浸かること。就寝前のシャワーだけの入浴は交感神経が刺激され逆効果です。

 

分かっていても忙しくてそんなの無理!という方は、普段の歩くスピードを少し早くしたり、食材に身体の温まるものを取り入れるようにしてみてはいかがでしょう?

 

寒い環境で育つ野菜や果物、地中で育つ野菜、発酵食品、水分が少なく硬いものは身体を温めると言われています。

 

ただ寒いときに温かいコーヒーや緑茶を飲む人も多いと思いますが、暑い国で育つコーヒーや発酵していない緑茶や抹茶は身体を冷やすのでご注意ください。

 

 

もう春は目の前。ストレスを溜め込まず、心と身体を温めて寒い冬を乗り切りましょう!

 

ミッションパート
佐藤 真樹