この数日、保育現場の悩み事でよくお聴きしたこと。
それは、「保育書類を書く時間」や「話し合いをする時間」
「振り返りをする時間」を作ることが出来ない。
そういったお悩みでした。
みんなその時間を持ちたいけれども、持てない。
どんな風に皆で時間を持てるように工夫しているのかをお聴きすると、
「声を掛け合おう」「協力して時間を作ろう」と話しているそうです。
しかし、それでも今年もうまくいかなかったと仰います。
また、「この月にやろうね」と期間を定めたけれども、
それでも出来なかったという声もありました。
今日お伺いした園さんはそういった体験を踏まえて
「先生たちに努力してもらって時間を作る」のではなく
「環境として用意をしてしまおう」
ということで、「保育書類を書く時間」や話し合う時間を
「月のこの日のこの時間」という風に決めることにしたそうです。
人に頑張らせてばかりではなく、環境が働きかけてくれたり
支えてくれたり。
こういった環境づくりや文化づくりは、大人同士で行うからこそ
保育にも活きてくるのだと感じます。
私たちも社内での環境づくりや仕組みづくりを
大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海