一円対話の自由テーマで「思い出に残っている先生」の話をしました。
私自身も学生時代を振り返り、思い出に残っている先生のことを思い返しました。中学時代の部活の顧問からは、今でも忘れられない、今でもよく思い出す言葉を掛けてもらい、今の自分自身の支えにもなっている言葉があります。
「俺はこの学校でお前を一番信頼している!」
この言葉に涙し、でも言葉以上にそれまでの先生とのやり取りがあったからこそ、強烈な思い出として残っています。
そして、もう一人は大学の先生でしたが、50代後半でよく呑みながら話をいつまでも聞いてくれる先生で、多くの学生からも人気がありました。自分の話をしている時、当時のことを思い出しながら話すので気持ちも温かくなるのですが、それ以上にクルーの話を聞いてくるとそれもまた嬉しい気持ちになりました。
今目の前にいるその人のことを知っていても、学生時代の頃のことは知らなかったり、思い出のワンシーンを聞くと、誰もがそれぞれにそれぞれの先生とのエピソードを持っていることを感じました。
話すのも嬉しく、聴くのも楽しい、そんな自由テーマでした。年度末のこの時期、園では卒園式もあり別れは寂しいことでもありますが、成長した姿を先生に見てもらえるのも有難いことです。
あの先生がいたから今の自分がいると思える先生に出会えたことに感謝し、また会いに行きたいと感じることを思い出させてくれるテーマになりました。
ミマモルジュ
奥山 卓矢