ここ数年、自分の身体と向き合うことが増えました。
そもそも食べること自体に頓着がなく、日々のトレーニングも楽しいから続けていただけだったので、今では無理が祟って全身ボロボロです。
そんな健康に無頓着な私にとって怪我や花粉症は、自分の身体の声に耳を傾ける有難い機会となっています。
この数ヶ月は、以前に花粉症対策としてもお伝えしました10分入浴を毎日実践しています。
昔から寝付きが悪く眠りも浅かったので、ちょっとした物音や気配でもすぐ起きてしまい、いつもどこか気だるさを残したまま朝を迎えていました。
ですが、この10分入浴をするようになってからは入眠もスムーズで、目覚めの気だるさもなくなりました。
よく低血圧だから寝起きが悪いと言いますが、医師によるとその両者に直接的因果関係はなく、栄養素のアンバランスや夜更かしに運動不足、ストレスやうつ状態の始まりなど色々原因があるようです。ですが、実際にはただの甘えということが少なくないらしいです。
この10分入浴をするようになって、自分の「甘え」をつくづく実感するようになりました。
目覚めはスッキリなのに、一度起こした上半身をまた布団にもぐらせてしまうのです。
せっかく気持ちよくスカッと目が覚めたのに。
これは甘え以外の何ものでもありません。
そしてこの甘え心は生活のありとあらゆるシーンで自分の行動を阻みます。
考えようによっては「甘え」とはいえ、自分の心の声が聞えるということは自分の性根と向き合えているということで、心は健康な証拠とも言えなくはありませんが・・・。
今のところどんな健康法を駆使しても、この甘えの心だけはどうにも改善できません。
精神修業が足りないのだと思いますが、我慢を強いて無理し過ぎれば今度は心が乱れてしまうことにもなり兼ねませんし、心と体、両者のバランスを整えるのは本当に難しいと感じます。
なんだか人間関係の悩みと似ていますね。(笑)
心と体、それぞれの声に耳を傾け、つねに心地よい身体をつくっていきたいものですね。
ミッションパート
佐藤真樹