今日は東日本大震災を振り返り、
あの日私たちが体験したこと、
あの日日本が体験したことを振り返り、
学び、次の世代に何を残していくべきなのかを
考え直す日です。
子孫を残すということも生き方の一つですが、
生き方を残していくことも生き方の一つ。
子孫だけを残しても、
その子孫がどう生きていけばいいのか、
自然との共存や自然への畏怖、危機意識
ご先祖様が脈々と繋いでくださったその智慧と
生き方を、私たちは学び、そして受け継いでいかなければなりません。
その生き方を子どもたちに残していかなければ、
同じ悲劇が繰り返されてしまう。
震災が起きたとき、どこに逃げるのかを
事前に考え、訓練し、子どもが一人でその場面に出くわしても、
ちゃんと一人で逃げられるようにすること。
そうしないと、親も逃げずに助けに行ってしまう。
その環境は、子ども自身も親が助けに来てくれるからと
逃げずに待っていて被害にあってしまうかもしれない。
防災とは日頃の生き方や
日頃の仲間、家族、子どもたちとの信頼関係が
大切なのだと気付いたからこそ、この学びを
日頃の関わりや意識に変えていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海