園では卒園シーズンでしたが、先日お伺いした園様で面白い取り組みを見つけました。
それは『Merongram(メロングラム)』という子どもの成長をあらわした展示物で、卒園する園児さんの「生まれた時の姿」と「今の姿」が写真で貼られており、そこに保護者の方からのメッセージが書かれたものでした。
(本ブログでは顔にボカシを入れています)
興味深かったのは、園児さんの写真を順番に見ていくと…
なんと端の方に、先生たちの成長の姿を発見!!(笑)
「こっちの写真は撮らないで~」などと言いながらも見せていただくと、そこにはちゃんと先生方のお母さんからのメッセージも載せてありました。
この取り組みの目的は、子どもたちの生まれた時からの成長を保護者の方に感じてもらうこと。
そして「親子で関われたら面白いね」と担任同士で話し合い、保護者からのメッセージを添えて、いつか子どもたちが大きくなった時に見てもらえたら、と作品集の表紙に貼って卒園の際にお渡しするとのことでした。
「子どもたちの場合は、生まれた時と今では数年の経過しか感じられないけれど、私たち職員のものを貼ったら数十年の経過が感じられるので…」
と、子どもたちが将来それを見返した時のイメージが湧くようにと、ちょっと恥ずかしくもありながら、先生たちが自ら「生まれた時の写真」や「親からのメッセージ」を載せているあたりが、一緒に楽しんでいる感じが伝わってきて素敵な取り組みだと感じました。
私たちカグヤクルーも会社の応接室にそれぞれの「子どもの頃の写真」を飾っているのですが、いつまでも純粋・無邪気なこども心を忘れないよう、また自分たちの成長の陰にある大きな見守りを忘れないようにしていきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友