今日もまた、4月から新たにスタートした園さんへ2園お伺いし、
研修をさせて頂きました。
新たなスタートというと、大変なことだと感じますが、
しかし、新たにスタートだと思えないと
変われないという事実もあります。
今日お伺いする園さんも、今まで紆余曲折あり、
願っていた保育を実現できませんでした。
しかし、人も入れ替わり心機一転。
新たにスタートすることが出来たお陰で
変わっていく切っ掛けになることが出来たという実感を
職員の皆さんが感じていらっしゃいました。
その変化はとてもシンプルなものです。
今までは理想を見ても、
「できないよね、今までのやり方はこうだものね」
「前もこうしたけれど無理だったものね」
「前の方が楽だもんね」
そうやって足踏みしていた人たちがいなくなり、
そうなりたい人たちが残り、そして新たな人たちが入ってきた。
それだけで、その場の空気は一転していました。
理念やビジョンを出すということは組織にとって
重要なことですが、出すタイミングが遅ければ
様々な痛手を負うことになります。
そう思うと、建物を建てるよりも先に
理念を立てることの重要性を改めて感じます。
建物を見て集まる職員と働くのか。
理念を見て集まる職員と働くのか。
その意味を改めて感じる一日となると同時に、
どこに寄り添うべきかを考える一日となりました。
ミマモリスト
眞田 海