今日、飛行機で移動する中で、
雷雲を見ました。
真っ暗な夜の上空で、雷が起きる時だけ
真っ暗な景色に雲や雷の輪郭が映し出されます。
まるで宇宙にいるかのように大きく、
別次元の力を持ったその存在は、
恐ろしくもあり、美しくもあり、
何故か心が魅了されてしまいました。
地球は生きている。
地球の呼吸のような、命を感じるような
そんな景色を見ると、
私たちは地球に生かされているのだと実感し、
安堵しました。
都会にいると、自分たちは自分たちの力で生きているように
錯覚してしまいますが、生かされているという当たり前のことを
忘れてはいけないように感じます。
そのあたりまえに存在する「感謝」の対象を忘れるから、
傲慢になったり、ご縁を受け取れなくなったりするのかもしれません。
自分の心に当たり前のことを感じられない時こそ、
心を亡くしているとき。
山や川、自然に体を運び、心を取り戻していきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海