目の前で何か問題が起きると「解決しよう」「解決しないと」などと考えるものですが、時として「問題を解決しよう」と焦る気持ちが問題になっていることがあったりします。^^;

モヤモヤ状態からスッキリ解放されたいという気持ちもあるのかもしれませんが、やっぱり、不安や悩み、焦燥感を抱えた状態で行動しても、かえって周りの人を不安にさせる･･･など問題が大きくなることも。

そう考えると、自分自身が問題を意識することで気持ちが暗くなっている場合には、問題解決にとらわれず、まずは自分の心を整えることに集中、専念することが、思った以上に重要なのかもしれません。

実際に、問題が起きているお客様と話をする時などにも感じますが、

自分が問題にとらわれず、気持ちが落ちつき軽やかな状態でやりとりをし一緒に進めている方が、ある意味、そんな心地よい状態が引き寄せられるのか、問題も自然に解決に向かっているような気がします。

そういう意味では、日常的に問題は発生するものですが、その度に自分の心持ちがどのような状態か確かめ気をつけていきたいと思います。

また、もともと自分自身が、そんな問題に対して悪い捉え方をしていなかったり、問題を解決しようとすることで、気持ちが明るくなったりワクワクするような心理状態なら、それはそれで、問題解決に向かう安心した大きな力になるかと思うので、

問題を問題視しすぎない注意はもちろん、「災い転じて福となす」のような聴福人としての大切な眼差しも、日々の問題発生の中で、同時に磨いていきたいものです。

かぐやかコーディネーター
宮前　奈々子