素直な心について松下幸之助さんは著書でこうおっしゃっていました。
「いちばん大切なことは、お互い人間それぞれにはもともと素直な心になる素地があるということを、
はっきりと認識することだと思います。つまり特別の修行をした特別の人だけが素直な心になれるというのではなく、
素直な心になることをつねに心がけ、自分なりに工夫をこらしていくならば、誰もが素直な心になれるということです。
その意味では、素直な心はお互い人間としての自然の心、本然の心だと思うのです。」(人間としての成功)1989
誰もが素直になる素地を持っているというのは
とても心温かい言葉だと感じます。
子どもにも「すなおなひとになりなさいね」
と心に思う時がありますが、
そもそも素直なのだとこちらが信じているかどうかで
「つけさせようとするのか」
「そもそもあるものを引き出そうとするのか」
まったく関わり方が変わってくるのだと思います。
それは、自分自身に対しても同じこと。
人を信じて人を愛せる人間へとなっていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海