初夏の陽気が続き、お酒を楽しむのにもいい時期が巡ってきました。
そんな中、どうせ呑むなら有名で高いお酒を呑むよりも、心が豊かに酔えるようなお酒を呑もうと、数年ぶりに果実酒を仕込みました。
以前仕込んだ時と同じイチゴと柑橘系をそれぞれ仕込み、寝かせています。果実と氷砂糖、そしてホワイトリカーを入れたらおしまいですが、色合いも鮮やかで見ているだけで気持ちも高揚してきます。
日に日に薄赤っぽく、ミカン色に染まり、氷砂糖と馴染むように瓶を振るとグラデーションするように、色が混ざり、だんだんと色が濃くなっていきます。
普段はビールが多く、甘いお酒はあまり呑まないのですが、以前仕込んだ時もお酒なのですが、ジュースのような甘みについつい飲み過ぎてしまうのですが、お店で出てくるようなキンキンに冷えたビールジョッキに注がれた旨味とは異なる、贅沢な味わいに浸りたいなと、今か今かと楽しみにしています。
お酒にまつわる格言も多くありますが、節度を守って豊かな時間を味わっていきたいと思います。
ミマモルジュ
奥山 卓矢