先日あるお客様とお打ち合わせをさせて頂きました。
それは、「セルフコントロール(自己抑制力)」は
どの様に育っていくのかということです。
「将来のより大きな成果のために、
自己の衝動や感情をコントロールし、目先の欲求を辛抱する能力」
これを持っていることが自らの夢や目的に向かって
歩んでいく人間になりやすいということについてです。
非認知的能力とも呼ばれたりしますが、
これは基本的にはやらされたり、
指示命令の中では育たない力ではあると言われていますが、
しかし、実際のところ「がまん」することが本当に夢の実現につながるのでしょうか。
マシュマロ実験では15分、マシュマロを食べずにいたら
もう一つのマシュマロをもらえるという実験でした。
しかし、本当に言うとおりに我慢している子が夢を実現するのでしょうか。
やりたいと思うことは今すぐにでもやりたい。
そう思って挑戦することにも意義があるかもしれません。
野球選手になりたいと思ったとき、10年待つことが得策ではありません。
なりたいと思ったときからスタートすることが得策とも思えます。
そう思うと、「待てる」「待てない」ということだけでは
セルフコントロールの指標は表すことが出来ないのではないかと感じました。
自らが選択し、自らが描いた戦略を信じられたか。
もしかしたらそういった部分にも意味があるのかもしれません。
これからこのセルフコントロールということについて
学ぶ機会をお客様と頂いたので、
一つ一つの疑問を調査していきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海