学び

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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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見守り合い

先日少し頭が痛いなぁと思い、横になるとその様子に気付いた子ども達が何やらヒソヒソと相談を始めました。「宿題が終わるまでは隣にいてあげて。」「大丈夫。きっと元気になるから。」7歳の息子は3歳の娘に私の付き添いを託したようでした。

 

 すぐに起きられる程の軽い頭痛でしたが、2人の真剣な相談と一生懸命な様子を見ると引くに引けなくなり、見守ることにするとまず初めに託された娘は、自分一人でも看病を全うしようと必死です。「寒くない?」 「大丈夫よ。元気になるよ。」「隣にいるよ。大丈夫よ。」と声を掛け続けてくれて、とても温かい気持ちになりました。そして、宿題を終えた息子は「大丈夫だった?ありがとう。」「一緒に隣にいよう。」とまたまた手厚い看病をしてくれるのでした。

 

 普段は有難いことに大きな病気や不調もあまりなく、日々を過ごせているからこそ気付きませんがこうやって子ども達が2人で協力して何かに取り組んだり、優しい言葉を掛け合えたり、お互い頼ったり、頑張るところは頑張る姿を見ると、人としての成長を憶えます。

 

 大人が子どもを見守るばかりではなく、同じように、子ども達同士も、子どもが大人を、見守ってくれているのだなぁと感じる出来事でした。

 

エールキーパー

秋山 有紀子