人には人それぞれに「志」があるのだと思います。
またそれは、人それぞれに違うものなのだと思います。
人は人の「志」を生きることができないのだと思います。
自分の「志」を生きることしかできないのかもしれません。
自分は自分の人生をどのように生きるか、何をするのか。
ここで自らの意志でどれだけ選択してきたか。
自ら選択してきたからこその「ストーリー」が生まれます。
その人が選択し、その人が掴んできた
その人にしかない人生体験というもの。
それが育んでくれるものは「自信」のように思います。
自らが選んで掴んだ体験の集合体が「志」を
明確にしてくれるのかもしれません。
そう思うと、乳幼児期から「選択制」という自らが何をするのかを
決め続けていくプロセスは「志」を明確にしていける人間の基礎となる
大切な環境であるように感じます。
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「自立心」 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿
「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園・保育要領」の3つの法令によると、
「自立心」とは、”身近な環境に主体的に関わりさまざまな活動を楽しむ中で、
しなければならないことを自覚し、自分の力で行うために考えたり、工夫したりしながら、
諦めずにやり遂げることで達成感を味わい、自信を持って行動するようになる。”と示されています。
言われたことをやり遂げることでは育たないものが、
そこにはあるということなのだと思います。
これは、私たち大人が働く環境にも言えることなのだと
改めて感じる機会となりました。
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ミマモリスト
眞田 海