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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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運動会

今日は小学校での運動会がありました。

 

こども園での運動会は「競争」ではなく「育ちを見せる」

ことに主眼が置かれており、0歳から6歳までの

運動面での発達について、各競技ごとに説明がありながら

自分の子どもやお友達の発達を知ったり、楽しんだり。

 

そんな行事でしたが、

小学校では今「競争」と「協力」の織り成す取り組みが沢山です。

 

チームごとに協力して協議を進め、相手と競争する。

 

そういった競技では子どもたちの熱中度も高いですが、

徒競走で順位付けをされ、得点が加算されるような

「競争」のみの競技となると、子どもたちの熱中度は随分と下がります。

「リレー」というチーム間の協力という要素が入るだけで随分と変わります。

 

「協力」するという環境があるかどうかは

保育園に限らず、子どもたちにとって大切な要素なのだと感じました。

 

小学校の運動会においては順位付けについて賛否両論ありますね。

 

確かに、子どもたちを競わせて成長させようとする教育方法に偏ることは

大きな問題があると思います。

 

競い合うということは周りを蹴落とすということにもつながります。

 

教育が偏りすぎれば国民性も偏っていくものです。

 

競い合う国民を創り出したいのか、それとも協力する国民を作りたいのか。

 

教育がどちらかに偏ることが問題のように思いますし、

何よりも、子ども自身が自分のやりたいことを

「選択」出来ないことに問題があるように感じます。

 

「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園・保育要領」の

3つの法令によると、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿

「健康な心と体」とは、”子どもたちが自分のやりたいことに向かって、

心と体を十分に使って取り組んでいくこと”と示されています。

また、活動の中で、見通しを持って自ら健康で安全な生活を

作り出していけるようになることも目標として定められています。

 

今、教育は「アクティブラーニング」の流れとともに変革の時代に入っています。

 

今後の小学校の変化もまた、顕著になっていくのだと思います。

 

 

ミマモリスト

眞田 海