お客様に連絡を入れると、
「丁度、週末にこんなことがあって、、、
だれかに相談したいところだったんですよ」
そんな嬉しい言葉を頂きました。
お聴きしてみると、
「最近の5歳児で、文字や数、色などの発達が
どうも育まれていないと思えるような状況がぽつぽつと見えてきたんです。」
「発達に偏りがある子なのか、
それとも私たちの何かが問題なのか。
それが分からなくって、、、
職員ともこの問題、みんなで向き合ってみようと
週末前を向いたところだったんです。」
そうお話しされる先生の声には
真剣さと問題を前向きにとらえてより良い環境にしていくという
意思が強く感じられ、そんなタイミングにお話をさせて頂けたことが
とても有難く感じました。
5歳で見られることは5歳よりも前の環境設定を
改善するチャンスでもあります。
今回、発達支援の専門家の方々にも協力を頂きつつ、
子どもたちへの寄り添いを続けるとともに、
5歳に限らず、乳児室からの環境設定について
ミマモリングソフトウェアの文字や数、色など
それぞれの発達のカテゴリーを活用し、
これらの発達項目の環境が園内のどこにあるだろうかということを
改めて先生方で見直してみること。
そして、文字や数、色の発達についての環境設定を
藤森先生の本で学びなおし、そして見学へという流れを
していこうということとなりました。
どんなことが起きてもそれをより良いものへ変えていく機会を頂いたのだと
そう受け取る先生方の姿は、この園の大切な文化になっていくのだと思います。
私たちも子どもたちに誇れる文化を残していけたらと思います。
ミマモリスト
眞田 海