こんにちは、秋山です。
先週東京では「春一番」が観測され、
長く続いていた寒さが嘘のように、
暖かい日が続きました。
春一番が観測された日。
3歳の息子は、
家の小さな庭で土遊びをするには、
風が強くて気乗りがしなかったようでしたが、
しばらく外での時間を楽しんでいました。
遊具や玩具がある訳でもなく、
特別な花や野菜を育てている訳でもない。
何の変哲もない庭です。
乾いた「大豆」の茎を抜いてみたり、
所謂「野花」をしげしげと見つめたり、
芽を出しつつある「小麦」を触ってみたり、
春の陽気に背中を押されたのか、
今までは気付かなかったものを、
沢山見つける時間になった様子でした。
彼にとっては、
「春」も「冬」も、
「伸びる」も「枯れる」も、
まだ理解に至ってはおらずとも…
「これカラカラー。」
「こっちはみどりだねー。」
と自分で見つけて触って感じ取る。
季節・自然の巡りは、
どんなに幼くとも感じ取ることが出来る、
大きくて尊いものなのだと改めて感じます。
言葉の理解も進んできた3歳。
学び続ける息子の横で、
心と言葉で寄り添えるように、
私自身も学び続けていきたいと思います。
エールキーパー
秋山 有紀子