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ときめきムービーから

先週、月に一度の初心会議があり、今回私は1ヵ月を動画で振り返る「ときめきムービー」の制作担当でした。

 

そんな「ときめきムービー」ですが、会議の前々日に制作中のムービーの写真データが消えてしまうという事態が!

 

「終わった・・・会議までに間に合うか?!」などと気持ちも沈み、仲間からも「ときめきならぬ、地獄のムービーだね。^^;」なんて言われたりもしたのですが、

 

気持ちを切りかえ、できるところまで力を尽くし、なんとかムービーがカタチに。

 

これはどこか料理にも似ているもので、つくるのは時間がかかっても、食べるのはあっという間というかんじで、このムービーも作るのは時間がかかりますが、見るのはあっという間。

 

それでも1ヵ月を振り返り、繋がりやご縁を感じながら、自分でアレコレ考えたりしてつくることや、それを当日皆に見てもらい、一緒に1ヵ月を振り返り味わう時間を持てることで、やっぱりその大変さも悪いことではないことを実感します。

 

 

更には、今回は誤字などもあったので、会議後にも内容を何度も見直し、写真や文字、配置など修正させてもらったりと「よりよく仕上げていく」という中で、ますます愛着あるムービーになるのを感じました。

 

そう考えると、ついつい大変なことや苦労を避けたがったり、悪いもののように捉えてしまうのですが、時間をかけ労力や技能を十分に費やし、丹念につくることができるというのは、本当は幸せなことなのかもしれません。

 

そして、こうした「ときめきムービー」を含め、会議や研修、行事など・・・どこか本番のようなものにスポットを当て過ぎたり、それを結果として良し悪しを判断するような傾向があるものですが、

 

そこにいたるまでの準備やその先にうまれる余韻を含め、丸ごとで見ていくような分けないものの見方や感性、

 

「終わって次、終わって次」と次々に終わらせスッキリさせていくようなものではなく、改善を含めて、手放さずにずっと続いていくという長い目線も一緒に大事にしておきたいと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子