お客様のところへお伺いさせて頂くと、
保育書類を書く時間が無くて困っているという声をお聴きします。
理由をお聴きしてみると、
「頑張って空いた時間で書いてね」と、時間が空いたら書くという運営方法だったり
「そのクラスのリーダー」だけが書くという運営方法だったり
パートの先生や派遣の先生の率が高く、その人たちは書類を書かないという運営方法だったり
「年案、月案、個別月案、週案、日案、日誌、連絡帳」すべてが手書きであったり、
それぞれの書類に重複して書かれるものがあったり。
「保育書類」そのものが保育に活かされないような書式で運営され、
必要性を感じていないので優先順位が低くなる状況だったり。
千差万別、それぞれにしっかりと理由があるということを教えてくださいます。
いくら書類を書くことの必要性があろうとも、それだけでは解決できない原因がある。
原因が分かっていても、改善するという習慣や環境がなければ、
誰かが変えるはずと言っても変えられないものです。
「DO(やってみて) SEE(振り返って) PLAN(改善する)」
という文化づくりは何事においても重要なことなのかもしれません。
この文化を作る方法や、文化を持っている組織の見学や紹介は
沢山のお客様とお会いさせて頂いている私たちが得意とすることなのだと感じます。
そんな文化づくりの一端として、お役に立てるような働き方を
社内でも社外でも、大切にしていけたらと思います。
ミマモリスト
眞田 海